何かの副題

長ぼやき

2020年演劇一時離脱話

 

 

2020

コロナ禍スタート

ラストオブラスパート2   ポリコレアイドル アビー爆誕

アクタージュ打ち切り

の年でした。僕的に。

 

 

そんな年、7月頃に演劇公演に参加しました。

 

 

その当時の状況はなるべく人と会わない出歩かない不要不急って何??夜の街感染等々の状況だったので、マスクをして稽古、飲み会行かない、客出ししない、検温消毒などなど。

 

 

 

 

その公演で全く相手役の台詞を聞けず、全部段取りで決める方とご一緒しました。きっかけを忘れたりもします。仮にAとします。

 

 

 

僕は役柄とバランスを考えて、小声でお芝居しようと考えました。根暗というか。

今思えばあまり良くはなかったです。

 

 

 

A、もう1人(Bさんとします、この方は何も悪くなくて一生懸命な方でした)、僕の3人のシーンが多く、芝居と声量が丁度大、中、小の順番でした。

 

 

 

確か89ステージの公演でコロナ禍始まりたてで集客も芳しくなかったです。客10人以下の日もありました。客席50%のルールもありましたが。

 

 

 

 

端的に言うと34ステージ目のどちらかで、演出、出演者に何も相談せずにAが役柄、芝居を変えてしまいました。

このことで、声量と芝居のバランスが中、中、小になりました。

稽古では大のAが空回りして、それを中のB、小の僕の2人がついていくつくりでした。

 

 

 

昼公演後集合した時に、舞台監督さんが気をつかって「大丈夫?なんか元気ない?」と聞くとAが「ん?ああ、芝居変えたの」とこたえました。

 

 

上演中とBさんと「Aさん大丈夫かな、元気なさそうというか、調子悪そうだけど」みたいな会話を楽屋でしたくらいです。

 

 

 

この公演が昼だったので、夜公演が終わった後、楽屋の片付けをしている際に2人になったのでAに話しかけました。

 

 

 

僕「Aさん、なんで芝居変えたんですか?」

A「なんかあんまりうけてなかったから(3ステ目まで)、うけてたいなーと思って変えたの」

僕「ふーん、、あ、そうですか、、、(半ギレ気味)」

A「ん、あれ、、なんか悪かった?」

僕「ああ、いえいえなんか理由気になって聞いてみたかったんですよ、全然全然はいはいお疲れ様です」

 

 

 

 

Aは演出、他8人と出演者と3週間弱稽古して決めたことより、その日のふとした思いつきで芝居を変えたそうです。

単純に舞台監督さんに心配されるくらいには上手くいっていませんでした。

相手の台詞も聞けないのに何故かやろうとして、単純にBさんと僕の状態に合わせようとしたのかもしれません。

勝手に周りを巻き込んで失敗したわけです。

 

 

というか、飛沫予防、ひと席空きの状況で爆笑までいかないと笑わないだろ。吹き出し笑いまで行かないと無理よ、なんでわかんないんだよ。

 

 

稽古場では半分以上が元々の知人だったみたいでたぶんうけてました。

でもそれって知人が頑張ってることに笑ってあげてる状況で、客が他人を見た時に笑う要素は全然違うところでしょ。わかれよ。5秒考えたらわかるよ。

 

 

 

 

 

なんかやってられないし、別にこういった方も特に珍しくない気がして、またこんな人と共演してしまうことに僕は耐えられないので、一回演劇出ないことを決めました。

コロナ禍も先が見えなかったので。

 

 

 

 

個人主義が美徳とされる現代で、ほとんど賃金が発生しない状況で相手の為に台詞を発する、相手の為に行動することを求めるのはとても難しいかもしれません。

自分の為に自分の時間を使っているから。

でも仕事だとしたら、互いに相手が求めていることやるんじゃないの?わからんけど。

 

 

 

一旦終わり。少し長くてすみません。